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ふくフクしゃぼんだマルシェ2025

ふくフクしゃぼんだマルシェ 2025

2月9日2:09「ふくの日にしゃぼん玉をふく」全国同時開催の温かい実験

『地域共生社会とか地域福祉とかの景色ってどんな景色?』

この問いから始まったしゃぼんだマルシェが、2025年も新しい形で開催されました。開催日時は2月9日2:09。「ふく(福)の日にしゃぼん玉をふく」というダジャレみたいな理由で決まった日程でしたが(笑)、この遊び心こそがこの企画の本質を表していました。

当日は草加だけでなく、他県の重層的支援体制整備事業受託事業者とオンラインでつながり、久留米・名古屋・奄美瀬戸内町と同じ時間に一斉にしゃぼん玉を吹きました。離れた場所にいながら、同じ瞬間に同じことをする。制度や仕組みを超えて、まちとまちが「重なる」温かい瞬間が生まれました。


ふくフク研の理念が息づく地域実験

この企画の名前にある「ふくフク」は、「ふくらむフクシ研究所(略して、ふくフク研)」から生まれています。ふくフク研は、埼玉県草加市発のプロジェクトとして、地域での様々な実験を重ねながら、「福」祉の世界に新しい価値を「膨」らませ、また地域の暮らしの中に自然に「含」ませていくための研究・活動を行っています。

「福」 ― 福祉の本来の意味である「幸せ」を、もっと日常の中で感じられるものに

「膨」 ― 制度や支援という枠を超えて、福祉の可能性をふくらませていく

「含」 ― 地域の暮らしの中に、自然に福祉の温かさを染み込ませていく


毎日頑張る就労B型事業所をもっと知ってもらうために

草加市役所本庁舎では毎日、お昼の時間に就労継続支援B型事業所の皆さんが、事業所で手作りしたお弁当やパン、お菓子を販売しています。しかし、その素晴らしい取り組みの認知度はまだまだ十分ではありません。

そこで、このマルシェの日に合わせて出店可能な全事業所に声をかけ、広報活動として一堂に会してもらいました。普段は市役所内でバラバラに販売している商品を、正面玄関前にずらりと並べることで、来庁者や通りがかりの市民の方々に自然に知ってもらう機会を創出しました。


「重なる」をテーマにした大喜利で生まれた笑いと気づき

重層的支援体制整備事業の参加支援をメインに受託している地域ケアそうかでは、この日ならではの企画として**【重なる】をテーマにした大喜利**を開催してくれました。

「重層」「重なる」という、ともすれば難しく聞こえるテーマを笑いに変換することで、より多くの人が自然に重層的支援の概念に触れることができました。表彰者にはカフェコンバーションで使える商品券がプレゼントされ、地域のつながりも感じられる温かい企画となりました(けいこさん、ご協力ありがとうございました)。


日常とイベントの境目が溶けていく景色

会場となった草加市役所正面玄関前には、こたつが置かれ、子どもたちがキャッキャとはしゃぎ、車椅子の方や高齢者の方がゆったりと過ごす光景が広がりました。

**「ここはイベントなのか、日常なのか」**その境目がわからなくなるような、ゆるくて温かい空気感がただよっていました。特別に「来よう」と思って来た人も、たまたま通りかかった人も、市役所に用事があってついでに立ち寄った人も、それぞれが自然に同じ空間で時間を共有していました。

しゃぼん玉は、強く吹くと割れてしまいます。でも、ゆっくりと息を吹き込むと、ふわりと空に舞い上がって遠くまで飛んでいく。地域共生社会の景色も、きっとそれに似ています。力任せに「作ろう」とするのではなく、日常の中にそっと息を吹き込むように、ゆっくりと、でも確実に広げていく。

久留米から奄美まで、同じ時間にしゃぼん玉を吹いた仲間たちと共に、その景色を少しずつ広げていく。そんな希望を感じさせる一日でした。

Date:2025.02.09 Client:草加市障がい福祉課 福祉政策課 Role:デザイン・イベント企画・実装

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